野球専門メンタルトレーナー 坂本祐二
メンタルトレーニング指導歴10年。延べ2,600人以上をサポートしてきました。東京在住。全国へ出張指導を行っています。
保有資格
JADA(日本能力開発)協会公認SBTアスリートメンタルコーチ
2023年全国制覇した慶應高校が導入しているメンタルトレーニングです。大谷翔平選手など様々なアスリートもSBTメンタルトレーニングを受講しています。
GCS認定コーチ
コーチングとは、クライアントの目標達成を支援し、より理想的な未来へ導くためのコミュニケーションスキルです。
野球専門メンタルトレーニング指導歴10年
- 中学硬式野球チーム全国制覇
- 高校野球九州大会出場
- 高校野球創部初の地区大会優勝
- プロ野球選手1軍でキャリアハイ
その他、過去最高の実績をあげた選手・チーム多数。ご要望にお応えするために、最新の情報を取り入れながら指導させていただいております。
電子書籍
メンタル最強投手になるための5つのステップ: 充実した野球人生を送るために
どんなに苦しい状況でもメンタルコントロール出来る技術を身に付けましょう!!
人の脳の仕組みはイチロー氏や大谷翔平選手であっても同じ仕組みで機能しています。しかし、実際には人によって能力や結果に大きな差が生まれてしまいます。この能力や結果の差は脳の使い方の差であり、脳をコントロールする方法を身に付ければ誰でもダントツの結果や成果を手に入れることができます。
私自身、高校時代はメンタルが弱く実力を発揮することはできませんでしたが社会人軟式野球ではチームの中心として全国大会に出場するなどメンタル一つで結果が変わる体験をしています。メンタルに悩み、苦しんだ過去があるからこそあなたのお悩みに寄り添うことができます。
使命感を持ってご相談を受けておりますので、何でもお気軽にご相談ください。
坂本が野球専門メンタルトレーナーとして活動する理由
現在、私は大阪体育大学大学院で「レジリエンス(困難を乗り越える力)」について研究をしています。この力を野球選手だけでなく、多くの学生や社会人にも届け、苦しんでいる人たちの助けになれたら、私の人生には大きな意味があると思っています。
私は昭和57年生まれ、熊本県荒尾市で育ち、小学4年生から野球に打ち込みました。小学・中学・高校と夢中で追いかけていたのは、甲子園出場、そしてプロ野球選手になるという夢でした。特に熊本工業高校時代には、親元を離れて全力でその夢を追いました。しかし、私の道は簡単ではありませんでした。厳しい上下関係・OBの目・周囲からのプレッシャーに押しつぶされ、イップスになり、肩や肘の故障も続き、夢は遠のいていきました。結果的に、秋の大会でベンチ入りまでが精一杯。チームも甲子園に出場することはなく、悔しさと後悔だけが心に残りました。
高校時代の挫折は、私の心に深く刻まれました。あの時の私は、どうしても誰にも弱音を吐けず、孤独と戦っていました。仲間や家族にも相談できない悩みを抱え、モチベーションは徐々に失われていきました。あの時、私の事を理解してくれる誰かが寄り添ってくれていたら、きっと違う結果があったかもしれない…そんな思いがずっと胸にありました。
しかし、社会人になってから転機が訪れました。就職した企業の軟式野球チームに入ることになり、そこで私は再び野球に向き合いました。大学まで野球を続けてきた猛者たちが揃うチーム。体格も、実力も、全てが上回る選手ばかりでしたが、私は「もう二度と後悔はしたくない」と決意し、全てを犠牲にして野球に打ち込みました。その結果、主力選手としてチームに貢献し、福岡県大会で優勝、全国大会でもベスト16に進出することができました。この時、私は気づいたのです。「気持ちひとつで、人はここまで変われるんだ」と。
この経験をきっかけに、私はメンタルトレーニングに興味を持ちました。かつての私のように、挫折やプレッシャーで夢を諦めてしまう選手を一人でも減らしたい。そう考え、私はメンタルトレーナーとしての道を歩み始めました。最初に指導をしたのは、お世話になった中学硬式野球チーム。メンタルトレーニングを取り入れた結果、なんと創部初の全国制覇を達成しました。その後も、高校野球チームを秋季九州地区大会に導き、プロ野球選手にも1軍でキャリアハイの成績を残してもらうことができました。
でも、私がこの活動で一番感動したのは、ある高校球児の言葉です。夏の大会でメンバーに入れなかったその選手が、私にこう言ってくれました。「メンバーには入れなかったけど、坂本さんのおかげで逃げずに最後まで頑張れました。教育学部のある大学に進学して、坂本さんのように人に寄り添う先生になります!」その時、私は涙がこぼれました。私の経験が、誰かの希望になり、未来をつくる力になる。それが、私がこの仕事を続ける原動力です。
高校時代の苦しい思い出が、今の私を作り、私に新しい夢を与えてくれました。あの時の私のように、挫折しかけた選手に寄り添い、もう一度前を向く手助けができるよう、これからも全力で頑張ります。